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英語の個別指導講師が経験したこと、考えたこと

個別指導塾選び1:こんな講師には気を付けろ -何でも教えられると豪語する講師-

個別指導塾をどのようにして選ぶべきか、どのように利用すべきかについても記事を書いていこうと思いました。

 

今回はその一回目、気をつけるべき講師の一例についてお話します。それは何でも屋講師です。

 

何でも屋講師とは何か

私が考える何でも屋講師とは、様々な科目を教えることができると豪語する講師のことです。特に、理系科目と文系科目の両方を教えられると言う講師には気をつけるべきでしょう。彼らの危ないところは、彼らが所属している塾で教えることが許可されていない科目まで教えようとするところです。つまり、本来なら教える能力がないにも関わらず、例えば「もし英語の授業受けたかったら、私は英語も教えられるから英語の授業もとりなよ」などと言って、授業を追加させます。

集団指導では、このような講師はバレやすいです。というのも、集団指導では講師が話す割合が圧倒的に高いので、ボロが出やすいからです。しかし、個別指導であると、自分にわからないこと・話せないことが出てきた時に、生徒に逆に質問をしてしまえば良いですから、かなりごまかしが効きます。また、目の前にいる一人の生徒がその講師のことを信頼してしまえば問題が(表面上は)ないので、バレにくいのです。言い換えると、このような何でも屋の講師は個別指導では発生しやすいと言えます。実際に、私が以前所属していた塾では、物理の授業中に英語を教えている物理講師が存在しました。

 

なぜ気を付けるべきなのか

このような講師に気をつけるべき理由は以下の通りです。

  • そもそも嘘を教える:彼らは自分が教えられると思い込んでいるだけで、実際には教えるだけの能力がありません。例えば、国語も教えることができると言っていた数学講師はある生徒にこのようなことを教えていました。「論説文を読む時には、接続語に注意しないといけない。しかしとか、したがってとか。ほらこれ『また』ってあるでしょ?これも接続語。ほら数学とかで『または』ってあるじゃん。それと同じ意味だよねこれは。だから数学でも接続語に気をつけないといけない」
  • 正規の講師を邪魔する:仮にある一人の生徒が一つの個別塾で数学と英語の授業をとっていたとします。そしてこの英語の先生が数学も教えられると思い込んでいるとしましょう。この英語講師が私のいうところの何でも屋講師です。この何でも屋講師の危ないところとして、自分の英語の授業中に数学のことも指示し始めることが挙げられます。「今数学の勉強は何使っているの」「あ、その問題集はこういう特徴があって良くないからやらない方がいいよ」などと、正規の数学講師がその生徒にしている指示とは反することを指示することさえあります。すなわち、正規の講師による生徒管理を乱してくる恐れがあるのです。

しかし、本当に何でも教えられる講師もいる

 とはいえ、本当に様々な科目を教えられる講師も存在します。特に理系科目については全般的に得意だという講師は存在しますし、時には英語と数学と小論文をちゃんと教えることができるという先生も存在します。このような先生にその様々な科目を担当してもらえるのはむしろ良いことです。一人の先生が複数の科目の管理をしてくれるわけですから。

自分の個別指導の講師が、様々な科目を教えられると言ってきた場合には、特に理系科目だけでなく文系科目も教えられると言ってきた時には、慎重にその講師の能力を見極めるべきでしょう。