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英語の個別指導講師が経験したこと、考えたこと

個別指導のコツ3 話している量を講師と生徒で比べてみよう。

私が個別指導をしてきた中で、培ったノウハウを共有する記事の第三弾です。

個別指導のメリットの確認

集団指導と比べた場合の個別指導の良さは

  1. 生徒が比較的自由に質問ができる。
  2. 生徒が何をわかっていないのかを確かめてから解説をすることができる。
  3. 生徒がわかっているのかどうかを確認しながら授業を進めることができる。

の3つあたりだと思われます。

 

話している量を講師と生徒で比較することが、授業の良し悪しを図る指標になり得る。

さて、上で確認した個別指導のメリットから、講師が生徒に比べて話している量が多い授業は悪い授業である可能性が高い、と結論を出すことができます。

1のメリットからは生徒の発言が増えることはわかるでしょう。

2と3についてですが、生徒が何をわかっていないのか、そして生徒が本当に理解できているのかを確かめるためには、講師が質問をして生徒に答えてもらわないといけません。この時講師がする質問はもちろん確かめるための質問です。

例えば、生徒が接続詞のifについて用法がよくわからなくなった、と言ったとしましょう。そのためには、次のようなことを確かめないといけません。

  • そもそも接続詞って何かをわかっているのか。
  • 以前はわかっていたということなのか。もしそうなら、何がきっかけでわからないと感じるようになったのか。
  • 接続詞のifには名詞節を作るものと副詞節を作るものがある。どちらがわかっていないのか。そもそも、その2種類があることを知らなかったのか。
  • 副詞節を作るifについてわかっていない場合、仮定法と直接法の違いがわかっていないことが多いが、疑問点はそこなのか。

といったことです。

このような質問をして、生徒に答えてもらうことで、講師は初めて講義を行うことができます。理解できたかを確認するときも同様です。例えば、「じゃあ今私が説明したことを自分のことで説明してみて」と生徒に促したり、理解できているのかどうかを確かめるための問題をその場で出してそれに答えられるかどうかをみたりすることが必要です。どちらにせよ、生徒は多く話す必要があります。

 

従って、個別指導のメリットは何かを考え、それを実現しようとした場合には、講師が生徒よりも多く話しているという状態は発生しづらいです。

ですので、自分の授業を振り返る際に、今日は私話しすぎていなかったかと自問することは改善に向けての良いヒントになりうるでしょう。

もちろん、生徒の性格や生徒の要望によって、この基準が当てはまらない場合もあり得ます。