Cheeseburger

英語の個別指導講師が経験したこと、考えたこと

英語に関する限りで自己紹介

英語に関する限りで自己紹介いたします。

 

中学時代

中1で英語につまづく。補習クラスに回されて、その補習クラスで「目的語」という言葉の意味がわかる。世界が主体と客体に分かれた瞬間であった。そのあたりから英語がわかるようになった。

中2でアメリカのプロレスにはまる。学校から家に帰ったらプロレスを見る生活をしていた。再放送を何回も見ていたので、それが復習になったのだと思う。マイクパフォーマンスでよく使われるセリフの暗記もしていた。中2の時にWho the hell do you think you are?という疑問文をディクテーションができるレベルで聞き分けて、しかも文法的な観点から意味も理解していたので、結構いい感じだったと思う。英検2級取得。

中3あたりから洋楽を聞き始める。歌詞を見ながら意味を考えて、歌詞を覚えて、自分で歌えるよう練習をしていた。もちろん学校の授業もずっとちゃんと聞いている。

 

高校時代

英語が得意科目だったので、英語を軸にして大学受験を乗り越えようと決める。英文解釈にはまって、連日難しい英文を読んではそれを文法的に理解し、解釈しようとしていた。今思えばこのトレーニングが受験英語を乗り越えた基礎になったと思う。高校時代で出会った英文の中で一番驚いたのはToil he must.という英文。何で助動詞の後に来るべき原形の動詞が文頭に来ているんだと思って今でも覚えている。でもこれと同じタイプの語順にはそれ以降何回出会っているので、今ではよくあるのかなと思っている。英検準1級合格。東大現役合格。東大個別試験で英語は95点。

 

大学時代

同じクラスに英語で103点とっている子がいて、英語の自信が打ち崩される。でも英語を好きな気持ちは変わらなかった。

通っていた予備校の英語の先生から、英語の先生が足りないからやってくれないかと言われて英語の講師を始める。その頃ちょうどベテランの先生が行方不明になった直後だった。そのためそのベテランの先生が作った教科書を使って授業をすることになった。その先生の教科書は難解だったので文法書を何冊も使って調べながら、文法の知識を高めた。英語の勉強しすぎて大学の授業の勉強を全然しなかったため、留年。2回目の4年生の時、卒論が早く終わってしまったので、オーウェルの小説を英語で全て読んだ。おすすめはDown and Out in Paris and London

 

大学卒業以降

英語の先生をし続けている。集団指導という形態には限界を感じたため、5年ほど前から個別指導をしている。個別指導の方が楽しい。一人ひとりが抱える英語の問題を聞いて、その根本的な原因を探り、その原因をなくすための勉強法や指導法を考えるのが自分には合っているようである。

英語以外にも外国語ができた方が良いだろうと考え、フランス語とドイツ語も勉強した。今ではどちらの言語でも専門書を読める程度にまで上達した。

【英文解釈の練習】it is ... that -を見分ける 9 【強調構文?形式主語構文?それとも?】

 

問題

下線部を和訳しなさい。なお、場面としては人称代名詞heで表される主人公がある女性につけられて、監視されているのではないかと疑っているところ。

The girl had turned her back on him again. Perhaps after all she was not really following him about; perhaps it was coincidence that she had sat so close to him two days running.

 

George Orwell, Nineteen Eighty-Four

 

解説

it is ... that -という構文を見たら

...の部分に入っているものの品詞を見抜きましょう。

  • 副詞が入っていれば→強調構文
  • 形容詞が入っていれば→形式主語構文
  • 名詞が入っていれば→様々なパターンがある

名詞の場合にはややこしいので、それについては以下の記事でまとめています。気になった方はご覧ください。

lookforacoaster.hatenablog.com

 

今回の下線部は

it isの後を見ると、coincidence ということで名詞ですね。というわけで that以下が完全文であるかどうかを確認してみます。すると、she had sat so close to him が続いていますから、完全文です。ということは以下の通り、二つの可能性があります。

  1. 形式主語構文
  2. it は「それ」という意味で、that以降は、coincidenceの同格 

この二つのうちどちらが正解なのかは、試しに訳してみないとわかりません。訳してみましょう

  1. の場合は→「彼女が二日連続で彼にこんなに近く座っていたのは偶然の一致だった」
  2. の場合は→「それは、彼女が二日連続で彼のこんなに近くに座っていたという偶然の一致であった」

となります。

というわけで問題はitの身分です。2の解釈でいくと、itは前文までの何かを指していることになります。しかし、そのようなものとして適切な名詞は前文にはありません。一方で、1の解釈にはそのような問題がありません。文脈的にも意味が通ります。従って1の解釈が正しいと考えた方が良いでしょう。

 

 

解答

彼女が二日連続で彼にこんなに近く座っていたのは偶然の一致だった